イキアタリバッタリ男リターンズ第2話「誤解された男たち」
翌朝。
明るくなってから間もない早朝4:30。
パスポートと財布だけは…と、カバンを抱き枕にして眠った2人組。
若干、寝不足気味ではありましたが。
そんなことより、イレズミ兄ちゃんたちが起き出す前に、逃げるように宿を出たのでした。
Aukland市街を抜け、「行先は決まってないが南に向かうか…」
という、見事なイキアタリバッタリっぷりを発揮して、とりあえず南下。
両側には、広大な草原が広がり、牧草の緑と空の青とのコントラストは写真でしか見たことない世界でした。
路はひたすら長く真っ直ぐにつながっているように感じられ、左右に広がる牧場には…
牛牛牛羊牛牛羊牛羊羊羊牛牛羊牛牛牛羊牛牛羊牛
まさに教科書通りです。
途中、小さな街にいくつか立ち寄って、夕方にも差し掛かろうかという頃にはRotoruaという湖の街に辿り着いたのでした。
このRotoruaは、先住民マオリの文化が色濃く残る街で、とにかく湖が美しく、近くにはHotspringが点在する観光地でした。
そのため、海外からの旅行者も比較的多いらしく、その日の宿もすぐに見つったのでした。
友人と2人、Imformationに入って行くなり、カウンターのおっちゃんにこう伝えたのでした。
"We're looking for somewhere to stay around here ... kinds of accomodation."
"... and, cheaper better."
すると、おっちゃん。
しばし我々2人組をじっと観察するように見てから、一呼吸おいて、
"Aum ... hotels, B&B, Backpackers' ... Double room?"
"... Oh, yes, OK. One double room, low price, but clean ... checked?"
こう尋ねたのでした。
おお。
ラッキー。
Auklandでのさんざん苦労した宿探しと、イレズミ兄ちゃんにビビりながら眠った前の晩が頭に残っていた2人組は、当然、即決でした。
"Yes, yes, thanks a lot!!"
こう言って、宿の場所を教えてもらうと、確かに湖畔から近く、レストランが立ち並ぶ街の中心のそばにあるようでした。
おお。
昨晩の悪夢はどこへやら。ラッキー。ラッキー。ツイてるぜ。
そんなことを思いながら、去り際におっちゃんに丁寧に挨拶すると、
今まで無愛想な感じだった、おっちゃん、なぜだかニヤァっと満面の笑みを浮かべて、
"Oh, yes, yes, Good luck and happy days & nights!! Bye bye!"
ん…?なんだ…?
おっちゃんのちょっと微妙な笑みを少々不信に思いながらも、
まさに絶景と言えるほど美しい湖畔をぶらぶら散歩して、晩飯にと入ったレストランで羊さんのステーキを食した頃には、おっちゃんの怪しい笑みなど、もうすっかり頭から抜けていたのでした。
そして、あたりがすっかり暗くなった頃に、お腹もいっぱいになって大満足の2人組は、その晩の寝床へとやって来たのでした。
特に問題なく宿のcheckも無事に済ませ、奥の階段を上がって、いちばん奥の部屋。
その部屋の扉をゆっくりと開けたのでした。
と、そこには、…。
Double Bed with Two 枕!!
…。
おっちゃんの微妙な笑顔の意味…。
あぁぁ、そういうことね。。。
って、おい!
違う!
違うぜ!おっちゃん!!
あんたは誤解している!!
…。
くれぐれも、皆様。
誤解しないように。
pituは女性の方が好きです。。。
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